流のビリヤードに触れよう

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ボールの速さ、角度、回転をコントロールする正確な技術。そしてボールがぶつかり合い散らばっていく1歩、2歩先を頭の中で描くという時と空間が折り重なる高度な予測、そしてゲームを練り上げる戦略。

ビリヤードは打ち込むほどこうした技術と予測技術、戦略に磨きがかかりますます楽しくなっていくスポーツです。

ビリヤードファンの方にも、いろいろなレベルの方がいることでしょう。
初心者であればまずは用語を覚え初歩的な技術、とくに速さ、角度、回転を思い通りにコントロールできるように練習をすべきです。

展開を読むことこそ、至極の楽しみ

ボールの流れ、当たったボールの転がる先がある程度思い通りになってきたら、次はより高度なビリヤードの世界へ入り込んでいきます。ボールが散らばってできる配置の展開、そして1歩先、2歩先、さらにその先の手までを読み、時間と空間を超えた推理を自らの技術で再現していく、これこそがビリヤード最大の楽しみです。

どんなに頭をフル回転させても、ビリヤード台の前に立っていきなりそこまでの思考実験ができるとは限りません。上達している実感が感じられずに焦りを感じることもあるかもしれません。そんな時は上級者のプレイを見てみる、これはとても良い勉強になります。

写真:Unsplash.com

なぜこの局面でそのボールをつくのか?
なぜこの局面ではプレイフィールドを反対側に移したのか?
上級者は、かなり先の展開まで予測しています。そんな時間と空間を超えた予測を追うようにして、頭の中でイメージしながら上級者の選ぶボールラインを追ってみましょう。

自分の頭で深く考える、これこそが上達への近道。難しく考えすぎずに、楽しみながら予想してみましょう。

技術は教えてもらえなければ身につかない?

一昔前までは、ビリヤードに触れる機会と言えば専門店で上級者について練習するか、パブなどでダーツなどとともに置いてあるものに触れるか、程度でした。

最近では、ビリヤードの認知も高まってきており、例えばYouTubeでもいくつかチャンネルが開設されており、動画でビリヤードを実際を確認しながら基礎技術・理論が学べたりします。有名なものには、登録者数2020年末現在で約2.3万人の「土方隼斗のビリヤードTV」チャンネルがあります。

ボールのつき方、カーブのかけ方など基礎的な技術の解説から球筋の読みの駆け引きが見ごたえのあるチャレンジ物まで、さまざまな企画が展開されています。こうしたチャンネルを活用すれば、師について教えを乞うことだけが技術の習得方法ではなくなります。

また、海外を含め有名大会の試合を生中継で見られるのがオンライン・スポーツベッティングサイトです。こうしたブックメーカーサイトには様々なものがありますが、ウィリアムヒルのような業界大手のサイトがより多くの試合を中継している傾向があります。サッカーやバスケットボール、ホッケーなど世界的に人気のあるスポーツに加え、専用のスヌーカーカテゴリを設け世界中の試合が中継されています。

海外の一流の大会に出場する選手の技術や試合運びを実際に観戦してみるのは、自信の技術の向上にとっても絶好の機会となるでしょう。

写真:Pixabay.com

お店に通えなくても技術を学ぶ時間を大切に

ビリヤードの店に通って先輩から直々に教えを乞う、そんな時代はもはや古くなりつつあるのかもしれません。動画やストリーミングにより、初心者が理論や仕組みを理解しより本物に近い雰囲気を体験できる環境が整い始めています。

様々な媒体を駆使して、自分のスキル向上に役立ててみてください。

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